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2012年9月7日金曜日

「マイ橋」といえば、やはり・・・


橋を語るのであれば、やはり、その下を流れる水のことにも触れて欲しかったな、と。

というのも、四国のわが実家、「マイ橋」ではないものの、3軒ほどでひとつの橋を共同利用していて、徒歩であろうともこの橋を通らないことには公道に出られないという環境にあるので、「マイ橋」にかなり近いものだと思うのですが・・・この橋の下を流れる用水路が汚いわけです。

流水量が少なくて、ゴミやヘドロみたいなのばかりが目立つという、今となっては死語に近いのかもしれませんが「ドブ川」のような状態。散歩をしていても、この用水路は言うまでもなく、橋にも目を向けることは無いです。完全に意識の外。

というわけで、橋というものはきれいな水とセットとなった時に初めて真の鑑賞の対象になるのではないかな、と。そこには、その地で暮らすヒトの、水に対する意識も現れてくるわけですから。そのあたりを前提としての橋の造形の面白さかな、という気がします。

自分が暮らす安曇野でも、用水路にバイカモがゆらゆらと揺れる光景を目にすることもできるわけですが、そうしたところに架かる「マイ橋」のほうが、わが実家の共同橋よりも遥かに魅力的だと思うんですよね〜。

そういえば、滋賀県高島市の針江区には、一度行ってみたいものです。今年の春に近くまでは行ったのですが。「川端」で有名な場所ですが、きっと素敵な「マイ橋」もたくさんあるのではないでしょうか。


そういえば、この高島市も、安曇野と同様に安曇一族と関係があるとされる場所なんですよね〜。