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2012年12月6日木曜日

頭がよくない?

「頭がよい」というのは単に、「とても多くの時間と汗を費やしたので、難なくやっているようにみえるまでになった」ということを言い換えているに過ぎないからです。君は、自分は燃え尽きてしまった、あるいは、燃え尽きてしまうかどうかの岐路に立っているという風に感じています。でも実際には、燃え尽きることにするかしないかを決断する岐路に立っているのです。

こういう文章に出会えるというのが、インターネットの有り難さのひとつですよね〜。自分も高校生くらいの時に、こうした文章に出会えていればと思います。

ただ、「とても多くの時間と汗」を費やすことができるということ自体が、大きな才能ですよね〜。それができないからこそ、多くの人が悩んでいるわけで。

そして、「とても多くの時間と汗」を費やすためには、スタートはできるだけ早い時期に行ったほうがいいということになるわけですが、そうすると、英才教育というほどではないにしても、幼児の時から目標に向けた環境が揃っていたほうが、揃っていないよりもはるかにマシでしょうし、そもそも目標が早期に設定されている必要があるということになります。

となると、生まれ育った環境の影響は随分と大きいということになりますし、全てを本人の努力次第だと言い切るのは難しいような気もします。

まぁ、この話の場合は、求められる最低限の条件をクリアした(クリアできそうな)人間を対象にしたものでしょうから、あとは努力次第だと言えるのでしょうけれども。

それにしても、優れた才能を発揮している人って、目標の設定(←のちに目標が変更されるにしても)が、一般の人よりもとにかく早い時期に行われているような印象があります。