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2019年11月7日木曜日

安曇野市最古のこま犬

若宮社のこま犬は江戸中期の明和6(1769)年の作で、建物の外に設置されている「参道狛犬」の中で、年代の分かるものとしては市内最古だ。穂高出身で木材や米穀を扱う江戸の豪商・井口郡有(飯嶋喜左衛門)が、神社の大遷宮に合わせて寄贈した。
当時の安曇野地域にはこま犬文化がなく、作れる人もいなかった。若宮社のこま犬は郡有が江戸で作って運ばせたとみられ、運搬中に破損するのを防ぐためか、前足の間の石が彫り抜かれずに残っている。

穂高神社にはもちろん何度も訪れていますが、このこま犬の存在には気がつきませんでした。

今度、穂高神社に行った時は忘れずに写真を撮るつもり。

それにしても、上記に引用した「当時の安曇野地域にはこま犬文化がなく、作れる人もいなかった」という情報は、意外というか驚きというか。こま犬が広く知られていなかった理由は、どういうところにあるのでしょうね〜。