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2020年11月21日土曜日

『霧のむこうのふしぎな町』読了


『霧のむこうのふしぎな町』(柏葉幸子、講談社 青い鳥文庫)を読み終わりました。

この本は妻が持っていたもので、先日、自分が同じ著者の『岬のマヨイガ』を図書館から借りて読んでいたのを見て貸してくれた次第。

宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」のアイデアを、この『霧のむこうのふしぎな町』から得たという話がありますけれども、それだけ完成度の高い面白い物語だと思いましたね〜。「ハウルの動く城」にも活かされているように感じましたが、どうでしょ〜か。

同時に、この物語から「千と千尋の神隠し」を生み出した宮崎駿監督の凄さにも改めて気づかされました。どういう頭の働きがあれば、湯屋「油屋」を舞台に八百万の神々が登場する話になるのやら w

自分も見ず知らずの土地に一人で行って住み込みで働くということを何度もやってきたので、主人公が体験する緊張や戸惑いなどはよくわかります。当時のそうした気持ちや訪れた土地の風景などを思い出しながらの読書は、懐かしさもあり、我が事ながら頑張っていたなァという思いも湧いて、なかなか不思議な体験となりました。


「大草原の小さな家」ロケ地の当時と現在の様子

Shirley Temple


アメリカで定着したシャーリー・テンプルのイメージは勤勉できまじめ、温かく優雅で品行方正な女性であり、伝説的な映画俳優としても著名な外交官としても尊敬される人物である。1930年代から60年代にハリウッド映画界で女優として活躍、特に1930年代に高い評価を得た。たった6歳で伝説的な天才子役と呼ばれ、またしばしばコカコーラや自由の女神と比較されるほど、国外でも知名度を得ていく。10代はアイドルとして芸能活動をつづけ、1950年、幸福な結婚をして映画界を引退。

ボラの刺身


久しぶりにボラの刺身があったので、迷わず購入。寒ボラの季節到来ですね〜。

透き通るような白身と鮮やかな赤色の組み合わせが実にキレイ。

臭みは全く無くて、美味しかったです。

自宅近辺のスーパーではボラがなかなか入ってこないのが残念。

日本では高度経済成長以降、沿岸水域の汚染が進み、それに伴って「ボラの身は臭い」と嫌われるようにもなったが、それ以前は沿岸でまとまって漁獲される味のよい食用魚として広く親しまれ、高級魚として扱った地域も少なくなかった。

水質の良い水域のものや外洋の回遊個体は臭みが少なく、特に冬に脂瞼の回りに脂肪が付き白濁した状態になる「寒ボラ」は美味とされる。身は歯ごたえのある白身で、血合が鮮やかな赤色をしている。 

借りてきた本


予約していた本を図書館で受け取ってきました。

今回借りたのは3作品計4冊。

  • 『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信、創元推理文庫
  • 『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信、創元推理文庫
  • 『秋期限定栗きんとん事件(上下巻)』米澤穂信、創元推理文庫

いずれも、米澤穂信さんの「<小市民>シリーズ」です。


ISS

先ほどまで家族で外に出て、ISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過する様子を眺めていました。

南西の方角からほぼ真上を通って、北西の方向へ。

雲ひとつないクリアな空だったので、よく見えました。あそこに野口聡一さん達がいるのかと思うと本当に不思議な気持ちがします。



絵を描くマリオネット