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2013年8月7日水曜日

「うちら」


「うちら」という切り口は面白いですね〜。

ただ、24時間残念営業さんの周囲ではネットで犯罪自慢みたいなことをやらかしかねないのは「低学歴の世界」に住む若者達ということになるのかもしれませんが、USJでの迷惑行為をネットで自慢していたのは神戸大学や同志社大学の学生だったわけで、学歴に理由を求めるのは難しいような気もします。

「うちら」で完結するはずと考えていた言動がそうはならなくて炎上してしまうというケースを他に考えてみると、講演会などでの政治家の失言・暴言なども該当するかもしれませんね〜。支持者に囲まれていると「うちら」意識が芽生えて、ここだけの話が成立すると勘違いしてしまうのかも。

そして、炎上した政治家の多くも、決して低学歴ではないでしょう。

「炎上する可能性を想像できない」のはどうしてなのか。このことを考える時に先日の広島県で発生した集団暴行殺人事件のことを思い出すのですが、主犯の容疑者は殺人事件で逮捕されるということがどういうことなのか、ほとんど理解できていない様子だった(←という報道もあった)のが印象的でした。

「炎上する可能性を想像できない」というよりも、根本的に彼らはもはや「想像できない」、想像しようとしていないのではないでしょうかね〜。

想像の世界で遊んだ体験や遊ぶ習慣の欠如・・・そうしたことが「想像できない」原因としてあるような気がしています。