『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(みうらじゅん、リリー・フランキー 、扶桑社)を読み終わりました。
みうらじゅんさんのご両親がみうらさんをほぼ全肯定して育てたという話が第二章にあって、その例が紹介されているのですが、
阿修羅像もあんたのおかげで有名にならはったしな
じゅんは一回も間違ったことしてへんもんなあ
というみうらさんのお母様の言葉には、ただただ凄いなァと。自分も娘がこれからの成長過程で彼女なりに考えて出した判断やその結果については全肯定するつもりでいるのですが、どうせならここまでの域に達したいものです。
人生の目的とかやりがいなどの話がたびたび出てくるのですが、 結局は「死ぬまで生きる」ということになるようです。
みうらじゅんさんの考え方の根本に仏教があるのはわかっているのですが、リリー・フランキーさんにとってのそれは何なんでしょうかね〜。
興味深い物事の捉え方がいろいろとあって、面白い一冊でした。