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2021年12月27日月曜日

北海道東沿に残る旧陸軍のトーチカ

これらのトーチカは、1943年7月以降に本格的に整備された。北方のキスカ島から日本軍が撤退し、米軍がアリューシャン、千島両列島方面から北海道へ進攻するのを防ぐ目的があった。建造を担ったのが、44年3月に司令部を旭川から帯広に移した陸軍第7師団指揮下の警備隊だった。