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2023年10月13日金曜日

「霧幻峡の渡し」

廃村の原因となった「玉造硫黄鉱山跡」。採算悪化のためわずか7年で閉山になった硫黄鉱山で、採掘穴の埋め戻しをしなかったために水がたまり、大崩落を引き起こした。
「霧幻峡の渡し」は完全予約制で、11月下旬まで運航。




1953年(昭和28年)から行われた硫黄採掘で地盤が不安定となり、1956年(昭和31年)に切羽の落盤が発生した。以降、山は陥没や崩落を繰り返すようになり、1963年(昭和38年)4月15日に発生した山崩れを機に一部世帯が移転、残りの世帯も1964年(昭和39年)4月16日に再び発生した山崩れの後、移転した。