2012年8月11日土曜日

市場からの撤収

それなら、はじめから労働市場に身を投じることなく、「知り合い」のおじさんやおばさんに「どこかありませんか」と訊ねて、「じゃあ、うちにおいでよ」と言ってくれる口があれば、そこで働き始めるというかたちにした方がよほど無駄がない。
あまりに雇用条件を引き下げすぎたせいで、就活が過剰にストレスフルなものになり、就活を通じて人間的成長どころか心身に病を得る者が増えたせいで、労働市場から若者たちが撤収するという動きはすでに始まっている。

話の本筋とは関係ありませんが、大学に進学するということと就職するということとが、切り離されて考えられる時代がもうすぐ来るかもしれませんね〜。

大学を卒業する若者達が国内企業への就職を避けるようになったら、どんなことが起きるのでしょうか。

沢選手が抱えたストレス

W杯優勝後に認知度は跳ね上がり、自由は消えた。自宅も引越しを余儀なくされた。一時は宅配便を受け取るのも嫌がり「対人恐怖症みたいな時期もあった」(関係者)という。良性発作性頭位めまい症を患い、再発を懸念し、6月のスウェーデン遠征からは代表スタッフとは別に“個人トレーナー”を付けた。周囲からは「チームトレーナーに失礼」という声も挙がった。

ストーカーまがいの行為やマスコミなどによる謂れの無い非難から選手個人を守り、快適な住環境や練習環境を提供することも、所属するチームや協会の大きな役割なのではないでしょうかねぇ。

高級枕


MacBookを枕にして眠るクー。

iPhone 4で撮影

闘争心

ロンドンオリンピックのサッカー男子日本代表や柔道の試合の結果から感じたのは、試合に臨む際にギラツクような闘争心に欠けているのではないかということ。「礼に始まり礼に終わる・・・」というのとは相容れないかもしれませんが、まわりが制止しないといつまでもうずくまる相手に容赦の無い攻撃を続けてしまうような、それくらいのアブナさを備えた闘争心や攻撃性。

順位だとかメダルだとかというよりも、目の前の相手を叩きのめすことに無上の喜びを感じるような、そんな選手が他国の代表に比べると少ないような気がします。

勝つと負けるではその後の人生が大きく異なるような国の選手を相手にするなら、そうした選手のモチベーションに匹敵するような何か・・・日本人の場合、闘争心くらいしか自分には思いつかないのですが、を備えていないと、ただその競技が好きだからというだけでは、特にオリンピックのような一発勝負的な大会で頂点を極めるのは難しいのではないでしょうかね〜。