2012年8月11日土曜日

市場からの撤収

それなら、はじめから労働市場に身を投じることなく、「知り合い」のおじさんやおばさんに「どこかありませんか」と訊ねて、「じゃあ、うちにおいでよ」と言ってくれる口があれば、そこで働き始めるというかたちにした方がよほど無駄がない。
あまりに雇用条件を引き下げすぎたせいで、就活が過剰にストレスフルなものになり、就活を通じて人間的成長どころか心身に病を得る者が増えたせいで、労働市場から若者たちが撤収するという動きはすでに始まっている。

話の本筋とは関係ありませんが、大学に進学するということと就職するということとが、切り離されて考えられる時代がもうすぐ来るかもしれませんね〜。

大学を卒業する若者達が国内企業への就職を避けるようになったら、どんなことが起きるのでしょうか。