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2018年4月9日月曜日
『マイ仏教』読了
『マイ仏教』(みうらじゅん、新潮新書)を読み終わりました。
大きく分けて、前半はみうらじゅんさんが仏像や仏教にハマっていく過程を振り返ったもので、笑えるという意味でも面白いです。
後半はみうらじゅんさんによる易しい仏教解説といった趣き。こちらはいろいろと気づかされたり勉強になるという意味で面白い内容。
前半の、自分のお寺を持つことを夢見るあまり、ジョン・レノンの「イマジン」に触発されて自室に「イマ寺院」の寺号を掲げたというエピソードには、思わず笑ってしまいました。
「自分探し」ではなく「自分なくし」の「僕滅運動」、そして「他人と過去と親」と自分を比較してはいけないとする「比較三原則」の話は後半のキモというか、かなり良い話なのではないでしょうかね〜。
それにしても、みうらじゅんさんの文章がこんなに読みやすいものだとは思いませんでした。井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく・・・」という言葉そのままという感じで、文章スキルの高さに驚き、また感心しながら読んでいました。
日本の子育ての難しさ
自分が子供の頃は、家族、親類はもちろんですが、近隣の人たちとの間で子供を預けたり預かったりというのは当たり前のことのように行われていたように思います。
みんなで子供を育てるという気安さが消失した一因として、預かっている間に怪我などのアクシデントが発生した場合の責任や補償についての考え方が、少子化の進行とともにしだいにシビアになってきたこともあるのではないかなァという気がしますねぇ。
素人同士が子供の面倒を見るのは荷が重くなり、(思い立った時に手軽に利用するには難のある)保育園や幼稚園などのプロに頼らざるを得なくなったことは、結果的に保護者の時間や行動をより制限することにも繋がったでしょうし。
続きをぜひ読みたいものです。
娘、猫を叱る
わが家にはオスの「クー」とメスの「はな」の2匹の猫(←完全室内飼い)がいるのですが、初老にさしかかりつつある「クー」に対して、若い「はな」が何かとちょっかいを出しては「クー」に嫌がられるという行動が毎日のように繰り返されています。
つい先ほどのことですが、気持ちよくうたた寝をしていた「クー」に、「はな」が唐突に飛びかかるやいなや噛み付くなどして安眠を妨害。その瞬間、2歳の娘が「はなちゃん、ダメ〜っ!」と叫び、大声に驚いた「はな」はどこかに逃げていってしまうという出来事がありました。
まだ2歳でありながら、状況をそれなりに理解して、理不尽な行為を嫌い、弱い立場のものを守ろうする気持ちが芽生えつつあるんですね〜。
つい先ほどのことですが、気持ちよくうたた寝をしていた「クー」に、「はな」が唐突に飛びかかるやいなや噛み付くなどして安眠を妨害。その瞬間、2歳の娘が「はなちゃん、ダメ〜っ!」と叫び、大声に驚いた「はな」はどこかに逃げていってしまうという出来事がありました。
まだ2歳でありながら、状況をそれなりに理解して、理不尽な行為を嫌い、弱い立場のものを守ろうする気持ちが芽生えつつあるんですね〜。
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