2013年5月15日水曜日

醒井 6 旧醒井郵便局舎


醒井宿を歩いていて惹かれたのが、この洋風の建物。

写真を撮った時は知らなかったのですが、この建物も昨日訪れた旧伊庭家住宅や、今朝見てきた旧豊郷小学校と同じようにウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計したようです。

右側の民家と繋がっているようにもみえましたが、どうなのでしょう。和風と洋風とを組み合わせた建物ということなら、旧伊庭家住宅と通じるものがありますね〜。

醒井 5 居醒の清水


地蔵川の源流部と言ってもいいのかもしれません。向こう側の岩の間からなども、水が湧き出ているように見えました。

こういう場所や渓流などに「○○岩」とか「○○滝」みたいな看板があるのは、個人的にはあまり良く思っていないので、まぁ、水が湧いているのはこんなところだということで。

醒井 4 バイカモの花


醒井宿問屋場の前のバイカモだけは、なぜか花がたくさん咲いていました。

そういえば、Wikipediaのバイカモのページの写真も、この地蔵川で撮影されたものが使われています。

醒井 3 バイカモ


地蔵川名物のバイカモ。花の時期には早かったようですが、水草が流れに揺れるのを見て過ごすのはいいものですね〜。

ジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」を思い出してしまいました。

醒井 2 地蔵川


醒井宿の中を地蔵川が流れています。

この地蔵川は、トゲウオの仲間であるハリヨが生息するということでも有名ですが・・・。

滋賀県米原市の河川では、人為的に放流されたと見られる同じトゲウオ科の陸封性イトヨと交雑した個体と置き換わり、別に飼育していたものを除きハリヨが絶滅していることがわかった。

引用文中の「滋賀県米原市の河川」というのは、この地蔵川を指すようです。

トゲウオの仲間って好きなんですよね〜。昔、イバラトミヨ(キタノトミヨ)を飼っていたこともあります。そういえば、福井県大野市の本願清水というイトヨの生息地にも行ったことがありました。

なにはともあれ、水際まで降りられるようになっているというのが良いですね〜。地元の人がこの川を大事にしているのが伝わってくるようです。

醒井 1 醒ヶ井駅前


豊郷町からは彦根ICの手前あたりまでは中山道を、それから国道8号線、国道21号線と走って、米原市の醒井に。バイクはJR東海道本線の醒ヶ井駅前にある無料駐車場に置かせてもらいました。

四国からの帰路で立ち寄りたかった場所のひとつが、この醒井にある地蔵川です。

旧豊郷小学校 5


古川鉄治郎の銅像の前あたりから撮った写真です。

向こうに見えている、やはり本館と渡り廊下で結ばれている建物が酬徳記念館。以前は図書館だったところで、「けいおん!」でも図書館として描かれていたと思います。

2011年に来た時に酬徳記念館には入りそびれたので、今回こそはと思っていたのですが・・・残念。

旧豊郷小学校 4 渡り廊下


左側の本館と右側の講堂を繋ぐ渡り廊下です。 

「けいおん!」では、季節感が強調されるようなシーンで、この場所が描かれていたような気がします。


旧豊郷小学校 3


下がって撮るとこんな感じ。

右側の建物が講堂で、本館とは渡り廊下で繋がっています。

旧豊郷小学校 2 正面玄関


到着したのが早朝で開館時間前だったことと、何かしらのイベントに備えての機材の搬入が行われていたこととで、今回は内部の見学はしませんでした。

3階のあの窓が、「けいおん!」では部室となっている場所です。見切れていますが、左側に、映画「けいおん!」で印象深い場面となったあの屋上が続いてます。


旧豊郷小学校 1


昨日のうちに寄るつもりだったのに時間が無くなってしまい、一旦は諦めたのですが・・・折角、彦根市内に泊まったので、少し戻ることになりますが行ってみることにしました。

この校舎も、昨日訪れた旧伊庭家住宅と同じく、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるものです。


言うまでもなく、「けいおん!」の校舎のモデルとされているわけですが、こうして飛行機雲が浮かんでいるのを見ると、あの「天使にふれたよ!」が披露される場面で映し出される風景は、監督の全くの空想によるものではないのかも、と思えてきたりもして・・・。



四国のダム


やはり、豊稔池が取り上げられていますね〜。

取材日は自分が訪れた時と近いかも。