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2014年10月27日月曜日

きょうの常念岳

PA277810

横着してバイク用のヘルメット(←普通のフルフェイス)を被ったまま、そして、シールドを降ろした状態で、デジイチで撮ったのですが、想像していたよりもまともに撮れていました w

午後になると、この写真の方角の西の空は、雨雲のようなどんよりとした雲に覆われてしまいました。

1979年の御嶽山噴火後にされた指摘

御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県境、3067メートル)で、1979年の噴火直後、国立防災科学技術センター(現・防災科学技術研究所)が現地調査を行い、火山地域の観光地化を憂慮してシェルター設置など登山者の安全対策を求める報告書を作成していたことがわかった。

せっかくの報告書が活かされたなかった経緯は、やはりしっかりと検証する必要があるのではないでしょうかねぇ。誰かが無視するように判断を下したわけでしょうから。仮に、地元で観光イメージを優先したために、ということであったのなら・・・まぁ、そんなことはないと信じたいところです。

赤瀬川原平さん、死去 

画家・作家の赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい、本名赤瀬川克彦〈かつひこ〉)さんが、26日午前6時33分、敗血症のため東京都内の病院で死去した。77歳だった。

自分にとって印象深い赤瀬川原平さんの仕事は、「トマソン」や「路上観察」ですね〜。これらのおかげで、街歩きが格段に面白く感じられるようになりました。

不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。

折角の機会なので、自分が撮った「トマソン」物件を。


2005年5月に松本市で撮った写真です。2階というか1.5階というか、微妙な高さに付けられたドアですが、出入りは不可能。「トマソン」がどういうものか、わかりやすい物件ではないでしょ〜か。


2011年6月に安曇野市内で撮りました。やはり用途不明のドアですが、この物件にはドアの右上に蛍光灯らしきものまで付いています(←まさか表札ということはないですよねぇ)。


今年5月に、香川県さぬき市の高松琴平電気鉄道の長尾駅近くで撮った写真です。

一部だけが残されたアーケードで、それだけでも「トマソン」に該当すると思われますが、屋根の左側の切り欠き部分がかつてそこに存在していただろう建物の外壁の形状をトレースしたものになっていることこそが、より「トマソン」らしいのではないかと w

久しぶりに、「トマソン」を探しがてら街中を歩いてみたくなりました。