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2012年8月6日月曜日

水たまり


舗装されていない道もまだあるので、こうした大きな水たまりを見かけることも。

南の空の雲


カタチも高度も様々な雲。

西の空の雲


日没後の西の空にはこんな雲が。

「氷菓」第16話 覚え書き 3 謎のまとめ

「氷菓」第16話「最後の標的」で、折木奉太郎が福部里志に対して、この一連の事件の不可解な点を整理し説明している場面があります。よくまとまっていると思うので、拝借すると・・・ただし、奉太郎の言葉そのままではなくて自分の表現に変えてあります。

  1. 10の部活からそれぞれ部の名称に関連すると思われる物を盗むという犯行の手口と動機
  2. 現場に犯行声明文を残す理由
  3. 犯行声明文に「既に失われた」という言葉を使う不自然さ
  4. 犯行声明文とともに文化祭パンフレット「カンヤ祭の歩き方」を残す理由
  5. 「え」や「お」で始まる部は他にもある中で、園芸部とお料理研究会が選ばれた理由、そして「料理研究会」という名称の不自然さ
  6. 「く」を飛ばして「け」の軽音部で犯行が行われた理由
  7. 「夕べには骸に」との関連と「クドリャフカの順番」の意味
ここに付け加えるとしたら、折木供恵が「夕べには骸に」を持って来た理由、というところでしょうかね〜。というか、折木供恵こそが最大の謎だと思うのですが w 奉太郎は姉のことは何も不思議に思っていないのでしょうか?

「氷菓」第16話 覚え書き 2 そういえば

伊原摩耶花が部屋中を探して見つけられなかった「夕べには骸に」と、第11.5話「持つべきものは」で福部里志が折木奉太郎に返却を迫った本とは一致しないようですねぇ。奉太郎は姉の折木供恵から渡されて初めてその存在を知ったという感じでしたし。

ということは、伊原摩耶花の単なる紛失ということでこの件は終わりということなのでしょうか。かといって、この紛失を事件に絡めようとすれば、かなり難しい作業になりそうですしねぇ。

「氷菓」第16話 覚え書き 1 安心院鐸玻

今回は解決編に向かって事態が大きく進展した話でしたね〜。

  • 折木供恵がなぜか「夕べには骸に」を手土産に文化祭に
  • 「夕べには骸に」のあとがきの文中に、原作のタイトルともなっている「クドリャフカの順番」という言葉が登場
  • 「夕べには骸に」のあとがきで、「クリスティの超有名作」に着想を得て、今回の文化祭で「ミステリー風に攻める」ことが予告されていたことが判明
  • 「夕べには骸に」を制作したのは、安心院鐸玻という漫画研究会には属さないグループ
  • 安心院鐸玻には、少なくとも原作・作画・背景担当の3名がいる(いた)
  • カンヤ祭のポスターの絵を描いたのが、生徒会会長・カンヤ祭実行委員長の陸山宗芳(くがやまむねよし)であり、「夕べには骸に」の作画担当者

といったような事が、新たに起きたり判明したりしたわけです。

第15話「十文字事件」で伊原摩耶花と漫画研究会部長の湯浅尚子が話をする場面があって、そこで次のようなやりとりがなされています。

  • 湯浅尚子:亜也子と春菜も友達だったの
  • 伊原摩耶花:春菜?・・・誰ですか?
  • 湯浅尚子:安城春菜・・・「夕べには骸に」の作者のひとりよ
  • 伊原摩耶花:えっ、合作だったんですか?
  • 湯浅尚子:作画は他の誰か・・・亜也子なら知ってるかもしれないけど
  • 伊原摩耶花:その人、何年何組ですか?
  • 湯浅尚子:春菜はもういないよ、転校しちゃった

ということで、「夕べには骸に」を制作した安心院鐸玻の原作担当は安城春菜、作画担当は陸山宗芳だということはハッキリしたわけですが、あのあとがきを書いたのが誰なのか、他にメンバーはいるのか、などはまだ不明です。仮に漫画研究会No.2の河内亜也子だとすると、(あとがきの内容を信じれば)昨年の少なくともあとがきを書いた時点では漫画研究会に所属していなかったということになりますし。

ただ、安城春菜が転校したあとも、彼女とは友人だった河内亜也子と陸山宗芳が連絡を取り合い、この文化祭に向けて何か企画し、行動していた可能性はありそうですよね〜。第14話「ワイルド・ファイア」の冒頭で「夕べには骸に」がらみで一悶着あったあとに、漫画研究会の展示会場から河内亜也子が席を外す描写があったのも気になるところですし。

それにしても、冒頭からグローバルアクトクラブのポスターや展示会場がバンバンと登場してきましたが、前回までの思わせぶりな描写はミスリードを狙ったものだったということなのでしょうかね〜。

「わんおふ oneoff」第1話・第2話 感想

5日の19:30よりニコニコ生放送で「わんおふ oneoff」の第1話・第2話の先行上映を観ました。想像していた以上に良いところがたくさんあったという印象です。

事前に公開されたPVからの情報、つまり、山里で暮らす女子高校生達と原付バイク、他所からやってきたバイク乗りの女性・・・となると、話の向かう方向はなんとなく見当がついてしまうわけですが、それでもストーリーの中に上手く引き込まれてしまったのは、さすがは佐藤順一監督という感じ。

2本のPVを観てからというもの、小林ゆうさんが演じるシンシアという女性のキャラが立ち過ぎてはいないだろうかと懸念していました。ですが、杞憂でしたね〜。むしろ、小林ゆうさんの演技が素晴らしかったです。どこの言葉・方言とも分類できないようなごちゃごちゃの言葉遣いでセリフを続けるなんて、相当に難しいことなのではないでしょうか。

シンシアにしても、主人公の汐崎春乃(声:後藤沙緒里)にしても、感情や話し方が上手く抑制されていて、意見が交錯するような場面でも後味の悪さみたいなものが全く残らないような演出となっているところも良かったです。

絵はさすがでした。風景やバイクの描写は言うまでもなく、特に印象に残っているのが、暗闇の中をヘッドライトを頼りに走行するシーン。ライトの光が届かない場所に対する乗り手の不安な気持ちまでもが伝わってくるように感じられました。

残念な点を挙げるとすると、第1話と第2話では短過ぎて、汐崎春乃とシンシア以外のキャラの立ち位置というか個性というかが、観ている側としては把握しきれなかったかも、ということくらいでしょうかね〜。

第3話・第4話で終わるのではなくて、長く続く作品になって欲しいなァと思っています。

それにしても、「特別協賛 HONDA」と表示されるたびに、胸が熱くなってきてしまいます w


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