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2017年12月31日日曜日

酒の肴


『徒然草』の第二百十五段に

銚子に土器とりそへて持て出でて、『この酒をひとりたうべんがさうざうしければ、申しつるなり。肴こそなけれ、人はしずまりぬらん。さりぬべき物やあると、いづくまでも求め給へ』とありしかば、脂燭さして、くまぐまをもとめし程に、台所の棚に、小土器に味噌の少しつきたるを見出でて、『これぞ求め得て候』と申ししかば、『事足りなん』とて、心よく数献に及びて、興にいられ侍りき。

という、ある夜に平宣時朝臣が五代執権の北条時頼に急遽呼び出されて、小さな素焼きの皿についた少しの味噌を肴に二人で気持ちよく飲んだという思い出を語る話があるのですが、安価な酒の肴というといつもこの話を思い出します。

 

25年ぶり

四半世紀ぶりに自宅で家族と過ごす大晦日。これまでの25年の年末と年明けは家から遠く離れたところで仕事をしているのが常だったので、本当に久しぶりに一般的な過ごし方を楽しむことができそうです。

NHKの「ゆく年くる年」を観るのが楽しみ。

片付け

出したままだったクリスマスツリーを、娘が眠っている隙に片付け。少し寂しさがありますが、ようやくスッキリとしました。

マグロのパズル


マグロ包丁も付いているのがなかなか。

欲しいのですが、パズルものは数回で飽きそうな気もして。