2012年8月12日日曜日

書店の減少

今年五月現在、全国の自治体の17%にあたる三百十七市町村が「書店ゼロ」。五年前より八市町村増えた。市では、鹿児島県垂水(たるみず)市でも書店が姿を消した。

新刊でも古本でもまんべんなく揃えるのではなくて、ある分野に特化した書店なら成功するチャンスはあるのではないでしょうか。例えば、地図関係だけを集めた本屋さんというように。他にも、美術関係だけ、ミステリー小説だけとか、あるいはある作家さんだけ、地元に関係する本だけ・・・などなど。

書店に限らないですけれど、専門に特化して、他ではなかなかひとつの場所に集まることがないような商品を揃えることに成功すれば、それに興味を持つ人たちは、多少立地条件が悪かろうが、店が小さかろうが、きっと訪れるでしょう。

Amazonなどが送料無料で本の販売を行うこともある以上、小さな書店が配達で顧客をつなぎ止めるというのも難しいでしょうし。

繰り返しになりますが、地方の書店というと雑貨屋さん的な、なんでもありみたいな品揃えのイメージがありますけれども、むしろ、地方だからこそ専門書店化したほうが勝機があるのではないでしょうかね〜。