2012年10月30日火曜日

潮満珠と潮涸珠

「潮満珠」は丸い水晶型、「潮涸珠」は大きさの違う円柱を4段重ねた形で約5〜7センチ。古事記には、初代天皇(神武天皇)の祖父に当たるホオリ(山幸彦)が海の神様ワタツミから授かり、釣り針を巡ってけんかした兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後、「潮涸珠」で助けてひざまずかせたと書かれている。

材質は、やはり水晶なのでしょうかね〜。

以下、少しややこしいのですが・・・。

安曇野という名称は北九州から移り住んだとされる安曇一族に由来しているわけですが、その安曇一族が祖神としているのが穂高見神といって、綿津見神の息子にあたります。で、父の綿津見神を祀る綿津見神社の総本宮が福岡県にある志賀海神社で、その祭祀を代々司るのが阿曇氏。

その阿曇氏の祖神が阿曇磯良という海の神なのですが、この神様がやはり潮満珠と潮涸珠に関わりがあるんですよね〜。ということで、この記事に関心を持った次第です。

間違いがあるかもしれませんが、以前にまとめたものがこちら。