暖かすぎず、かといって寒すぎず、風が強すぎるわけでも無風なわけでもないという、非常に繊細な条件。また、氷の元となる水は比較的穏やかで、氷になるのに十分なほど水温が低いことも重要です。
こうした条件の中、水の中に小さな砂粒や氷の結晶などが浮かんでいると、周囲の水が粒子に集まって氷を形成します。これが次第に成長して大きくなっていき、海岸に打ち上げられた後も適切な風に吹かれて転がされ続けた結果、丸く卵のような形状になったとのこと。
「ラバQ」というサイトでこの現象が紹介された時は「氷の玉」という表現でしたけれども、決まった名称があるわけではないということなのでしょう。
- Gen's Blog: フィンランドの海岸に「氷の玉」(2019,11,09)
北海道などで発見されたことはないのでしょうかね〜。