ページ

2013年6月5日水曜日

しらびそ高原 8 しらびそ峠

P6054287

ハイランドしらびそから北側に少し下ったところにあります。

ここもアニメ「わんおふ -one off-」に登場した場所。とはいっても、作品中ではなくて、キービジュアルとしてですが。


当初、この場所はハイランドしらびその敷地内にあるものだと思い込んでいて、探しまわってしまいました w

このあとは、午後から雷雨が予想されていたので、急いで里へ。といっても、蛇洞林道→国道152号線→主要地方道22号線→主要地方道18号線→伊那ICというルートですが。

このルートの途中にある小渋湖の四徳大橋と小渋ダムも、「わんおふ -one off-」のいわゆる「聖地」です。ただ、行き交うダンプの多さに辟易して、写真を撮るのは断念しました。

で、結局、山の中では雨に降られず、伊那ICから中央自動車道に入ってすぐのところで激しい雷雨に遭遇してしまうという、何のために急いだのかよくわからない結果となってしまった次第。

昼過ぎには帰宅するつもりだったのが、家に到着したのは夕方5時前。走行距離は330.0kmでした。

しらびそ高原 7 遠山森林鉄道 6 貨車


いわゆる「ディスコネクト ログカー」という車輌でしょうか。

丸太が積んであるのが良い感じです。


丸太の積み降ろしって、昔はどのように行っていたのでしょうね〜。

しらびそ高原 6 遠山森林鉄道 5 客車


当時、一般の乗客を乗せていたのかどうかわからないので、「客車」という呼び方は間違っているかもしれません。作業員専用の人員輸送車だったのかも。


照明や扇風機の類いは付いていません。そもそも電気配線がありませんからねぇ。

出入り口は両端の2ヶ所ですが、前方の入り口はコンパネで塞がれていました。

昔、岡山県にあった下津井電鉄線という軌間が762mmの軽便鉄道に乗ったことがあるのですが、その客車の狭さを思い出しましたね〜。



面白いのは、材木などを運ぶのに使われた2軸の台車を金属棒で2台連結し、その上に客室を載せているだけだということ。

客室は回転機構などを介さずに台車に直接置いてあるようなので、急なカーブだと危なっかしいような気もしますが、どうだったのでしょうか。

しらびそ高原 5 遠山森林鉄道 4 連結器


「ピン・リンク式連結器」と言われるものですが、自分としては「朝顔型連結器」という呼び方のほうが馴染みがあります。ただ、この呼び方については、

書類上この連結器は「中央緩衝連結器」と呼称するが、受け板の形状などから、俗に朝顔型連結器とも言われる。公刊書籍・雑誌でのこの呼称の初出は1950年代の鉄道模型趣味誌であったと見られている。つまり、趣味者由来の呼称であり、鉄道実務の現場では用いられていない。

・・・ということのようです。

しらびそ高原 4 遠山森林鉄道 3 運転席


酒井工作所のディーゼル機関車の運転席です。無骨な感じがなんとも魅力的。

向こうに見えている建物は、ハイランドしらびそです。

しらびそ高原 3 遠山森林鉄道 2 機関車


「SKW」の文字と言えば、森林鉄道のディーゼル機関車メーカーの代表格である酒井工作所、現在の酒井重工業株式会社のことでしょう。



凹みが目立つのが残念ですが。

こういう車輌を見ていると、上松町の赤沢自然休養林に行って、久しぶりに森林鉄道に乗りたくなってきます。




しらびそ高原 2 遠山森林鉄道 1


ハイランドしらびその広場に、遠山森林鉄道の車輌が保存されています。


今回、ハイランドしらびそに寄ったのは、聖地巡礼としての意味もありますが、この保存車輌を見ることが目的でもあります。森林鉄道や鉱山鉄道などのいわゆる軽便鉄道って、好きなんですよね〜。

ちなみに、アニメ「わんおふ -one off-」のペンション NIWAの敷地にも、この車輌が描かれています。


カラーリングも編成も同じですね〜。このことからも、ハイランドしらびそがペンション NIWAのモデルとなっていると言えそうです。

しらびそ高原 1 ハイランドしらびそ

P6054272

下栗の里をあとにして、北上。写真は、しらびそ高原にあるハイランドしらびそです。

途中に隕石の衝突によってできたとされるクレーターがあったはずなのですが、気がつきませんでした。

ハイランドしらびその建物ですが、佐藤順一監督のアニメ「わんおふ -one off-」に登場するペンション NIWAの外観のモデルになったのではないかと言われています。


建物の規模は全く違うのですが、部分的に、あるいは全体の印象として、特徴が上手く活かされているのではないでしょうか。

ただ、ペンション NIWAの場所は、下栗の里のはんば亭のあるあたりという設定になっていると思います。


下栗の里 6 ビューポイント 4 眺め


ビューポイントに着いた時、自分一人しかいませんでした。ありがたく、ノンビリと眺めを堪能させていただくことに。


一枚目の写真とは別の写真を拡大したものです。

谷の向こう側にも人家らしきものがあるのがわかります。

下栗の里 5 ビューポイント 3 展望台

P6054259

昨年、ここに来た時には、こんな展望台はありませんでした。いろいろと整備・改良されているんですね〜。

そして、混雑緩和と事故防止も兼ねているのでしょうけれど、展望台周辺が一方通行になり、そのための道が新しく造られていました。

P6054263

新たに設けられた道から、展望台を見下ろしたところです。

下から上へ上がって遊歩道に戻る、という順路になります。

下栗の里 4 ビューポイント 2 遊歩道

P6054258

山登りを趣味としている人にはなんでもない道ですが、というか、むしろ非常に良く整備されていて歩きやすい道なのですが、山に馴染みのない人は怖く感じるかもしれません。

いたるところに歩き方に関する注意書きがあるところを見ると、それなりに事故が起きているのかもしれませんねぇ。

下栗の里 3 ビューポイント 1 入り口

P6054256

今回もまたビューポイントに行ってみることに。

バイクや不要な荷物は、はんば亭前の駐車場に置いてきています。

ビューポイントへの遊歩道の入り口です。

下栗の里 2 はんば亭の前の景色

P6054269

はんば亭の前から北東の方角(ということになるのでしょうか?)を撮った写真です。この風景については、以前に書いたものがありますので、ぜひ。


話は変わりますが、「わんおふ -one off-」に登場するペンション NIWAの場所的なモデルは、はんば亭のあるあたりでしょうね〜。建物の外観や敷地の様子などは、ここから13kmほど北にあるハイランドしらびそがモデルとされています。



下栗の里 1 はんば亭

P6054270

下栗の里の上部にある「はんば亭」に着いたのが、11時半頃。

この日は休業でした。地元産のお茶を買いたかったのですが、残念。

ちなみに、ビューポイントに行く場合は、この駐車場にバイクやクルマを置いて、徒歩で向かうことになります。

佐藤順一監督のアニメ「わんおふ -one off-」では、「白流の里 かぶらぎ亭」としてこの建物が登場しています。


照明も同じですね〜。場所はここではなくて、里のほうにある設定となっていますけれども。

下栗の里への分岐

P6054246

国道152号線から下栗の里方面へ行く道の分岐点です。

飯田市中心部から下栗の里への道は、地図を頼りにするよりも、要所要所に設置されている案内看板を見逃さないようにして進んだ方が、スムーズに行くことができると思います。

地図をあてにしようにも、どの道がどこに繋がっているのかサッパリわからないと思いますねぇ。

福島屋

P6054244

下栗の里への分岐をあえて通り過ぎて、少し南にある遠山郷の中心部の和田宿へ。

写真は福島屋(もしくは、福島商店)という酒屋さんなのですが、なぜここで写真を撮ったかというと・・・。


特別協賛としてHONDAが参加したアニメ「わんおふ -one off-」(佐藤順一監督)に登場する場所なんですよね〜。一応、聖地巡礼ということになります。

自分のCBR1100XXもHONDAのバイクなので、この場所にふさわしいのではないでしょ〜か w

そうそう、「信州の酒 喜久水」という看板は、アニメでは「故郷の酒 喜寿水」となっています。

和田宿では、やはり作品に登場する龍淵寺にも寄りたかったのですが、時間に余裕が無かったので今回はパスしました。

それにしても、ロケ担当の人って、こういう一見すると普通の場所なのに、妙に印象に残る場所をよくも見つけてくるものですね〜。感心します。



公共の施設?


矢筈トンネルを抜けて国道152号線に入り、上村方面へとしばらく南下すると写真の場所があります。

奥に見える和風の建物はお蕎麦屋さんなのですが、この駐車場とトイレ(右側の建物)は公共的なものだと勝手に解釈して、昨年も利用させてもらいました。実際はどうなのでしょうね〜。

喬木IC


矢筈トンネルの西側にあります。

いずれは三遠南信自動車道のICとして機能するようになるそうですが、今は無料で通行できます。

駒ヶ岳SA


朝8時過ぎに安曇野の自宅を出て、1時間ほどで中央自動車道の駒ヶ岳SAに到着。

飯田ICで降りて、飯田市上村の下栗の里を目指します。