米航空宇宙局(NASA)は19日、火星探査車パーシビアランスで運んだ小型ヘリコプター「インジェニュイティ」が飛行実験に成功したと発表した。
ヘリが地上から約3メートル浮上し、30秒間にわたって安定してホバリング(空中で静止)したことを示すデータが届いた。
太陽の光で充電する電池が動力源で、高さは最高5メートルまで、飛行距離は最大300メートルまで飛行できるよう設計されています。
インジェニュイティは、それぞれ別の方向に回転する2重のローターを、地球で飛ぶヘリコプターよりも数倍早い1分間に2400回程度、回転させて飛行します。
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