2021年4月19日月曜日

火星での小型ヘリ飛行に成功

米航空宇宙局(NASA)は19日、火星探査車パーシビアランスで運んだ小型ヘリコプター「インジェニュイティ」が飛行実験に成功したと発表した。

ヘリが地上から約3メートル浮上し、30秒間にわたって安定してホバリング(空中で静止)したことを示すデータが届いた。

 

太陽の光で充電する電池が動力源で、高さは最高5メートルまで、飛行距離は最大300メートルまで飛行できるよう設計されています。

インジェニュイティは、それぞれ別の方向に回転する2重のローターを、地球で飛ぶヘリコプターよりも数倍早い1分間に2400回程度、回転させて飛行します。