2012年9月8日土曜日

ホッケが減少

ホッケの主な輸入先はアメリカとロシア。実は昨年、絶滅危惧種に指定されているトドの資源保護を目的に、その主要なエサであるホッケの漁獲枠がアメリカで大幅に縮小されたんです。そのため輸入量が急減し、価格も07年と比べて約3割アップ。ロシア産の輸入価格もそれにつられて07年から約6割高くなった。

食べる側のことはともかく・・・北海道近海でホッケが獲れなくなった最大の原因が海水温の上昇にあるのなら、外国産ホッケの輸入状況に関わらず、北海道の漁業関係者の苦境は続くわけですよねぇ。対策としての「水揚げ規制」にしても、根本的な解決策にはなり得ないでしょうし。

海水温の上昇に伴って南から生息域を広げてきた魚はいないのでしょうか。長期的に考えると、そうした魚に活路を見出すしかないのかも。



追記

サバが大豊漁となったそうです。