2014年5月16日金曜日

剣山 4 大剣神社

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下山コースは、途中の「刀掛けの松」の分岐点までは往路と同じ。

この写真では正面の道が山頂方面ということになるのですが、右側の道に入って、大剣神社を経由してリフト山頂駅の「西島駅」に戻ることにしました。

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大剣神社です。

後ろに見える白い岩が、ご神体の「御塔石」。

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大剣神社から少し下った場所からの「御塔石」。

石灰岩なのでしょうかね〜、下にはかけらがたくさん落ちていました。

剣山の「剣」の由来がよくわからないのですが、この「御塔石」を剣に見立てて、というのはやはり無理があるような気がします・・・。

安徳天皇ゆかりの剣が由来であるとされるが、頂上直下にある大剣神社の剣岩が由来とする説もある。ただし、この大剣を深田久弥は厖大な山容の一点景にすぎないと述べている。

ちなみに、剣山の西の方に祖谷があるのですが、平家の落人伝説に加えて、安徳天皇が隠れ住んだという伝説もあるそうです。

平盛国が祖谷を平定し、麻植郡に逃れていた安徳帝を迎えたという。天皇一行が山間を行く際に樹木が鬱蒼としていたので鉾を傾けて歩いたという事に由来する「鉾伏」、谷を渡る際に栗の枝を切って橋を作った事に由来する「栗枝渡」等、安徳天皇に由来すると伝わる地名がある。安徳帝はこの地に隠れ住み、16歳で崩御し栗枝渡八幡神社の境内で火葬されたという(『美馬郡誌』)。
そういえば、剣山の別名は「太郎笈」ですが、どちらの呼び方が古くからあるのでしょうね〜。