連載当時、部分的に読んでいて、続きが気になっていたんですよね〜。この春、数年ぶりに大三島など水軍の舞台となったしまなみ海道をバイクで訪れたこともあって、注文することに。→Amazon: 『海鶴』 全3巻(ビッグコミックス)
http://t.co/FQGwpgRQCD
— 玄 (@raven_xx) 2014, 10月 11
・・・ということで、
10月11日にAmazonで注文した『海鶴』森秀樹、全3巻が届きました。
四国出身なので瀬戸内海で活躍した水軍には子どもの時から興味を持っていて、また、高校の時には水軍の拠点だった島出身の同級生がいたこともあったりして、四国を離れたあとも水軍はずっと気になる存在でありつづけているわけですが、まだ東京で暮らしていた時だったでしょうかね〜、書店で何気なく手に取った『ビッグコミック』でこの漫画を見つけた時は心が躍ったものです。
でも、数話を読んだだけで、タイトルも連載誌名も作者名も忘れてしまい、ふと思い出しては探してみてはいたのですが、ようやく再会できました。懐かしいです。
第1巻の扉絵(というのでしょうか?)に「紺糸威胴丸」(「紺糸裾素懸威胴丸」、重要文化財)のイラストが描かれています。この胴丸は大三島にある大山祇神社が所蔵するもので、鶴姫の胴丸と伝えられているもの。今年の春にバイクで大山祇神社を訪れて、実物を観てきました。
もっとも、
三島安精は、胸部が大きく膨らみ、腰部が細くくびれた形状を女性の体形を反映したものと考え、同胴丸を『大祝家記』に記された「鶴姫の比類なき働き、鎧とともに今に伝はるなり」という一節に結び付け、この胴丸を鶴姫の鎧であると提唱したが、確実な記録や厳密な研究には基づいておらず、あくまでも三島の思い付きによるものである。
ということですから、ひとつの物語として楽しめばいいのではないでしょうかね〜。
今年5月に大三島にある大山祇神社で撮った写真です。
ここを訪れたのは2回目。全国にある三島神社や大山祇神社の総本社なのですが、どうしてこの地に?といつも思います。
この建物に、上記の胴丸などをはじめとして、国宝や重要文化財が多数展示されています。