2021年12月24日金曜日

「聖書配布協力会」のキリスト看板制作現場

貼り主は、宮城県丸森町に本部があるプロテスタント系クリスチャンの集まり「聖書配布協力会」。

自らの教義や教祖を持つ宗教法人ではなく、会の趣旨に賛同する支援者らが活動を支える。

キリスト看板は毎年、秋から冬にかけて新たに作られる。

昨年までは、時期が来ると全国の遠征先から宮城の本部に戻って制作に着手していたが、今年は香川県さぬき市で制作を始めた。







1950年代に複数の日本人とアメリカ人を中心とするキリスト者により設立された。プロテスタント、福音派の系統の団体である。個々のキリスト者が互助的に活動するボランティア団体であり、法人格、会員制度等はない。海外にも伝道活動をしている。
看板の掲示に適した建物や塀を見つけると、所有者に声をかけ、設置許可をもらうための交渉を行う。これが唯一にして最大の難関で、無断で貼ることはない。廃業した貸金業者「マルフク」の看板が貼られる廃屋などがターゲットで、マルフクの赤と白の看板は、目につきやすく宣伝効果のある場所に貼られていることが多く、設置の目安になるという。結果的にキリスト看板は、このマルフク看板と一緒に目にすることが多くなる。
学校法人宮城明泉学園を通して教育施設(啓明宮城小学校および明泉幼稚園・高森明泉幼稚園)も運営