(1/2)
— きりゑだう (@kirie_folklore) January 10, 2025
鏡開きは“神人共食”、つまり神と人とで同じ物を食すという点にその本質がある
鏡餅は年神などへの供物であると共に、その神霊の宿る依代でもあり、
これを食すことで神との縁を深め、神の霊威を身体に取り入れて霊性(魂)を更新し、“生まれ変わった”自己として新年を迎えるというものである
↓続 pic.twitter.com/LzqGclVRI3
(2/2)
— きりゑだう (@kirie_folklore) January 10, 2025
神事の後、供物のお下がりをいただく宴会を「直会(なおらい)」と言うが、
その原義は「嘗(な)め合い」であり、つまり神と人とが共食する事で、元来は祭の中核を成すものであった
新嘗(にいなめ)祭において、天皇が神々への供物を自らも召し上がる事がこの祭の要点となっているのもその為である