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2012年8月23日木曜日

「メールマガジンについて」を読んで

販売すべきは「部長のメモ書き」なのだと思う。自分がふだん使っているメモ書きをメール配信して、その週に学んだ論文、あるいは病棟で遭遇した事例などが、じゃあ自分のメモ書きにどう反映されたのか、メモがどう書き換わり、そのことによって自分の判断はこれからどう変わりうるのか、そうした学習の記録を配信することで、文章の射程はより短く、情報は個人的になっていく。

後半になって、話が少し見えにくくなったように感じてしまったのですけれども。

換金を試みるならブログのような射程の長いものよりも、射程の短いメルマガの方が良いだろう、というのがあって、でもメルマガの世界にもプロやセミプロがいるので、勝負するなら「部長のメモ書き」でしょう、という話の流れだと思うのですが、「部長のメモ書き」って、ブログの世界でも通用すること、というよりも人気ブログを目指すなら推奨されることですよね〜、おそらく。

では、ブログとメルマガで、「部長のメモ書き」の内容にどこに差を付けるかということになれば、やはりプロやセミプロ並の文章能力が必要になってくるのではないかと思えてくるわけで・・・そのあたりで堂々巡りに陥りそうな感じがするのが、わかりにくさの原因かな、と。

結局、ブログにしろメルマガにしろ、文章の素人がお金を得るのは難しいですよ、というオチなのかとも思えてきたりもして w

きょうの収穫


ナスが相変わらず好調です。キュウリとトマトは今ひとつ。まとまった雨が欲しいところです。

入道雲


夕方の北の空に、大きな入道雲が浮かんでいました。

「氷菓」第18話 覚え書き 4 期待?

ネット上の「氷菓」第18話「連峰は晴れているか」についての感想をいくつか読んでみたのですが、その中に第17話「クドリャフカの順番」との関係性を指摘したものがあったので。

第17話「クドリャフカの順番」において描かれているテーマのひとつに「期待」という言葉があって、それが第18話の小木先生のヘリコプターに対する気持ちと関連しているのではないかというものなのですが・・・。

再度、第17話を観てみたのですが、「期待」が描かれる場面は大きく三つあります。

  • 福部里志の折木奉太郎に対する期待
  • 河内亜也子の安城春菜に対する期待
  • 田名辺治朗の陸山宗芳に対する期待

共通するのは、「圧倒的な才能の差が有るがゆえに期待してしまう」ということなんですよね〜。例えば、次のセリフ。

  • 福部里志:自分に自信がある時は、期待なんて言葉を出しちゃいけない。期待っていうのは、あきらめから出る言葉なんだよ。

あるいは、

  • 田名辺治朗:絶望的な差からは期待が生まれる。僕はずっと期待していた・・・。

で、その期待する気持ちは、田名辺治朗のように空振りに終わるケースもあれば、河内亜也子のように気持ちそのものを封印してしまうことになったり、あるいは、福部里志のように「期待以上だったよ」と表現するほどの凄い成果を改めて示してくれることに繋がる場合もあるわけです。

ということで、小木先生があの時にヘリコプターを見上げながら抱いていたのは確かに「期待」の気持ちかもしれませんが、第17話で使われている「期待」とは意味が異なるのではないかと・・・小木先生の場合は、「期待」というよりも「祈り」に近いものだったのではないでしょうかね〜。

小木先生の気持ちに注目しつつ、また第18話を観てみたいと思っています。

VERMILIONを交換


上のノートが昨夜最終ページに到達したVERMILIONです。7月13日から使い始めたので(→Gen's Blog: ノートを新しいものに)、およそ40日で一冊ということになりますかね〜。

使用筆記具は、写っているようにペリカン スーベレーン M405 シルバートリムのEFなのですが、書き心地は非常に良いです。

欲を言えば、1冊を今の2冊分の厚さ(ページ数)にしてもらったほうが、交換や買い足しの手間が減るので自分としてはありがたいということと、VERMILIONという名の由来となっている罫線の朱色がやや強過ぎるように感じられるので、線を細くするか色を薄くしてもらえたら、ということでしょうか。

でも、本当に良いノートだと思います。

ちなみに、普段はミドリのMDノートのヌメ革カバー(文庫本サイズ)に入れています。

北の空の雲


午前9時頃に塩尻市内で撮った北の空です。

朝の雲は秋が近いことを教えてくれているようにも見えるのですが、日射しと暑さはまだまだ強烈です。

「氷菓」第18話 覚え書き 3 図書館 2

「氷菓」第18話で折木奉太郎と千反田えるが向かった図書館のモデルとなったのは、高山市図書館 煥章館のようです。「煥章館」は「かんしょうかん」と読むのだそうで。

昔の建物を保存して使っているのかと思っていたのですが・・・明治時代の高山煥章小学校を再現した鉄筋コンクリート造りの建物なのだそうで、完成したのは2004年だとか。


古い木造の建物の独特の匂いや雰囲気、床がきしむ音とかは楽しめなさそうですね〜。残念。