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2012年9月26日水曜日

『氷菓』 覚え書き

アニメの「氷菓」を観て以来、ずっと気になっていたことのひとつに、「成績上位者」とされる千反田えるの成績は具体的にどの程度なのか、ということがありました。アニメの中では、順位などは明らかにされていないんですよね〜。

ところが、原作の『氷菓』では・・・。

そして千反田えるは、トップクラスのスコアを叩き出す。成績上位者の掲示によると、スコアは学年六位。
  • 『氷菓』米澤穂信 角川文庫 p87 

舞台となっている神山高校というのは、高山市にある岐阜県立 斐太高等学校がモデル。著者である米澤穂信さんの出身校でもあります。「白線流し」が行われることでも有名ですね〜。


ということで、斐太高等学校の大学進学実績を見れば、学年6位の千反田えるがどのあたりの大学を受験・入学することになるのか、だいたい推測できるのではないかと・・・あまり絞り込んでも意味はなさそうですが w 

逆にいえば、成績上位者の進路を見ることで、神山高校が(進学実績という点で)どういう位置にあるという設定なのかを推測できるかもしれません。


ちなみに、えるは2年生から理系に進むと思われます。目指す大学は、やはり農学部系の学部があるところでしょう。家の方針として、進学先は県内限定といったような制約が課せられるかもしれませんが。

著者の米澤穂信さんは、金沢大学 文学部を卒業。でも、金沢大学には農学部そのものは無いようですねぇ。仮に大学に進んだえるを描くとすれば、著者にはゆかりの無い大学がモデルになる可能性が高くなるかも。


『氷菓』を読んだ感想はこちら。


『氷菓』 感想


『氷菓』(米澤穂信 角川文庫)を昨日読んだので、その感想を。

アニメの「氷菓」のほうを何度も繰り返して観ていて、アニメ化にあたって原作のどのあたりが取捨選択されたのかに興味があったので読んでみることにしたわけです。

アニメにしろ原作にしろ、この「氷菓」という話は、クライマックスの司書室で千反田えるが涙を流す場面にどう持っていくか、そして、えるの涙をどう描くかにかかっていると自分は考えているのですが・・・。

皆の視線が、千反田に集まる。
千反田の瞳に、潤みがさした。俺はそれで悟った。
  • 『氷菓』米澤穂信 角川文庫 p205

Twitterでも書きましたが、そういう点で原作はあっさりし過ぎているという印象ですね〜。千反田えるがずっと探し求め続けていた答えが出た瞬間なのですから・・・正直に言って、ここはアニメの演出のほうが格段に素晴らしいと思います。

もうひとつこの司書室でのことを書くと、アニメで糸魚川養子先生を演じた小山茉美さんの演技の素晴らしさが、原作を読むことで改めて認識されたということ。例の事件が起きたときの時代の空気、雰囲気といったものを体験してきた人の話し方・・・そんな感じを本当に上手く演じられていたのではないでしょうか。

語り口は淡々として感情は交じらず、俺はそこに三十三年という年月を感じた。
  • 『氷菓』米澤穂信 角川文庫 p198

原作だけでは、糸魚川養子先生のこうした抑揚を押さえたしゃべり方、そしてその背景にある時代の空気感みたいなものをイメージし難いように感じます。

ちなみに、小山茉美さんというと、「Dr.スランプ アラレちゃん」で則巻アラレを演じた人です w


ともかく、「氷菓」という話に関しては、原作を読むことで、アニメの完成度の高さを再認識させられたということになりますね〜。

ちなみに、アニメの「氷菓」の感想はこちら。


感想とはちょっと異なりますが。



ガマの穂


農家の脇を流れる小さな用水路に生えていました。

ユニークな形状に惹かれて、見つけるとつい写真を撮ってしまいます w

茶色い穂の部分は雌花が集まったものだそうです。また、ガマは「蒲」と書きますが、「蒲鉾(かまぼこ)」の語源はここから来ているとか。

コスモスの花


道端に咲いていたコスモスです。

そういえば、今年、コスモスの花を撮ったのは、これが初めてのような気も・・・。

マルバルコウソウの花


道端にマルバルコウソウの群落がありました。

アサガオの小型版といった感じの花で、鮮やかなオレンジ色をしているので遠くからでも目立ちます。

漢字だと「丸葉縷紅草」と書くそうです。

きょうの常念岳


午前10時過ぎに撮った常念岳です。

右側の横通岳が雲に隠れてしまっていたのが、少し残念です。