2016年10月21日金曜日

越前大野


以前、安曇野から四国の実家にバイクで帰省する際に日本海側のルートを選んでいたことがあって、1泊目のキャンプ地は必ず福井県大野市にある宝慶寺いこいの森キャンプ場でした。安曇野からちょうど良い距離なんですよね〜。

本願清水でイトヨを眺めてから、こぶし通りから少し入ったところにあるスーパーで買い物をしてキャンプ場へというコース。

懐かしいですねぇ。

それはそうと、地方の若者が出て行くばかりで戻ってこない理由は、大学や専門学校が無いからだけではないでしょう。

大野市がどうかはわかりませんが、高校を卒業してようやく上下関係から解放されたと思ったら、消防団の活動やお祭りやイベントの実行委員、各種組織の青年部などに半強制的に参加させられ、そこでまた同じ顔ぶれの上下関係が復活。高校の時のように3年という区切りがあるわけではなく、上の世代が引退するまでその関係性が続くという閉塞感。

継がなければならない土地や家、商売があるのならともかく、それがないなら機会さえあれば飛び出すでしょうし、若いうちは戻ってきたくないと考えるのが当然でしょう。

地元で迎える側にしても、若い人に期待するのが消防団とか祭りとかの活動ということであれば、やはり若者の定着は難しいというもの。

ロケーションがいくらよくても、地縁が重荷であれば若者が出て行くのは仕方がないでしょう。若者に負担を強いるようなものがないか、まずはそこをチェックしてみる必要があるのではないでしょうかね〜。

大野市クラスなら365日24時間無料保育みたいなことを実施すれば、若い夫婦の移住が期待できるかも。