2020年1月16日木曜日

拾ヶ堰と常念岳


いくつもの扇状地からなる安曇野は、扇状地の末端部では豊富な水が湧き出すものの、中央部では水は地下深く浸透してしまい、水不足に悩まされてきたそうです。

江戸時代に堰を造って河川から取り込んだ水を安曇野中央部に導くことに成功してから、安曇野は県内でも有数の農地に変わったわけですが、そうした堰の代表格がこの「拾ヶ堰(じっかぜき、じっかせぎ)」です。


この写真はきょうの午前10時半頃に撮ったのですが、この付近での拾ヶ堰の水面はほぼ凍っていました。

一番左側の丸い山が鍋冠山。その背後に蝶ヶ岳。 右端は燕岳に続く稜線です。

拾ヶ堰の左側に並行している細い舗装路は、「あづみ野やまびこ自転車道」です。