まず、各部の名称と盗まれた物品の関係では・・・。
- アカペラ部:アップルジュース
- 占い(うらない)研究会:「運命(うんめい)の輪」
- 囲碁(いご)部:碁石(ごいし)←あるいは、いご:いし
- お料理研究会:お玉
というように、第14話までの事例では、部の名前と盗まれた物との間には相関関係がありそうに思えます。また、「アカペラ部」とか、「料理研究会」ではなくて「お料理研究会」となっているあたりも、ある種の(設定上の)苦しさを感じるのですが w
次に、犯行声明文に記された「十文字」について。
一人で活動している占い研究会の部長は、荒楠神社宮司の娘で名前は「十文字かほ」なのですが、犯行声明の「十文字」は姓としての意味ではなく、文字数としての「10文字」で、ミスリードを狙ったものなのでは?と考えてみたり・・・。
仮に「十文字」が「10文字」だとして、合致するようなキーワードを探してみると
- 第54回 カンヤ祭 Welcome to KANYA FESTA!!
ぐらいでしょうか。だからナニ?みたいな感じですけれども orz
犯行声明文は必ず文化祭パンフレットの各部紹介のページにはさまれているわけですが、このページに載っている部を50十音順に並べると、「あ」から「こ」までの10文字に入る部は計12団体あります。
このうち、「あ」行の部で、盗難が発生していないのは映画研究会と園芸部の二つ。「か」行の部では、第14話まででは事件は起きていません。ちなみに、古典部は「か」行の最後になります。
で、自分なりの推測はここで止まっている状態。
他に気になる点を。
そもそも、「クドリャフカの順番」というタイトル名ですが、「クドリャフカ」はわかるとして、そのあとの「順番」とは何を意味しているのでしょうか? また「クドリャフカ」と「順番」を組み合わせることで、はたして何が見えてくるのか、が全く見当がつかないんですよね〜。
「クドリャフカ」についてはその言葉の意味に加えて、カンヤ祭という名称の元になった出来事と人物を暗示しているのだろうなァ、とは考えているのですが。
そして、事件と関係があるのかどうなのか全くわからないのですが、「グローバルアクトクラブ」という部のポスターや部員が画面の隅に頻繁に登場することも気になっています。考えてみると、この部の活動内容もイメージできませんし、名称そのものも異質な感じがしますよね〜。奉太郎の姉と何かつながりがあるのではないかと思ってみたり。
いずれにしても、ここでお手上げ状態です。盗みを働く意図がわかりませんしねぇ。カンヤ祭の語源となったあの事件を忘れるな、というようなことなのでしょうか。
解決編が楽しみです。