川と異界
— 遠野市立博物館 (@tonomuseum) October 24, 2023
オシラサマの中には所有者が変わる話がみられる。この神の障りで家族が病気になったとして川に流したとの話や川から流れてきたオシラサマを拾って祀ったとの伝承もある。
川は異界と交わり、状況が転換する場所のひとつである。
川を流れてきた伝承をもつオシラサマ pic.twitter.com/l188X2oFDz
オシラサマは、桑の木等で2体1組のご神体を作り、家の神、養蚕神、目の神、お知らせをする神などとして信仰される。
— 遠野市立博物館 (@tonomuseum) January 15, 2024
当館では、遠野を中心に東北各地のオシラサマ21組59点を常設公開しており、全国有数のコレクションとなっている。
常設資料 pic.twitter.com/xl8byyVbfz
オシラサマの姿
— 遠野市立博物館 (@tonomuseum) February 27, 2024
家の神、養蚕神、目の神として東北地方を中心に信仰されている。
『遠野物語』の馬娘婚姻譚から、その姿は馬と娘の組合せのイメージが強いが、実際は包頭型が全体の7割を占めており、貫頭型のものでも、男女や烏帽子頭など様々なバリエーションがある。
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今日はオシラサマの祭日
— 遠野市立博物館 (@tonomuseum) March 16, 2024
遠野市内には63軒169体のオシラサマが祀られています。(2000年遠野市博で旧遠野市分を調査)
民間信仰の家神様であるオシラサマの祭日は家ごとに異なるが、遠野市内では1月16日に次いで3月16日、9月16日とする家が多い。 pic.twitter.com/QKRIa8m1TY