2012年11月22日木曜日

干し柿



夕方、外に干してある柿の影が障子に映っていたので。

枝と柄のT字型の部分を紐で結ぶ。このT字型の部分を鐘突きの道具に例えて「撞木」(しゅもく)と呼ぶ。1本の紐に数個から十数個の皮を剥いた柿を結んで「連」となし、雨露を避け、通風をよくするために、柿を結んだ紐を家の軒先などの屋根の下に吊るして、乾燥させる。この製法から、「吊るし柿」(つるしがき)とも呼ばれる。

この写真の干し柿の紐もそうですが、「鐘木」を簡単に固定できるクリップ付きの紐があります。