今日の堀干しイベントで登場していたカッコいいマシン。50年ほど前のもので、動くものは珍しいらしい。かつてはこうして堀の栄養豊富な泥を水田にいれて肥料にしていた。この地域では5~6軒の農家で共有して順番に使っていたこと、肥料を購入するようになって使われなくなったことを教えてもらった。 pic.twitter.com/A2e4vu8pVf
— オイカワ丸 (@oikawamaru) February 18, 2023
竜骨車(りゅうこつしゃ)は、農業用水を低地の用水路から汲み上げ、高地の水田に灌漑せしめる木製の揚水機。中国で発明されたとされ、日本にも伝来した。その形状が竜の骨格に似るところからの命名。
寛文年中(17世紀頃)に大坂農人橋において踏車が発明され、宝暦から安永年間(18世紀頃)に普及したことにより駆逐された。これは竜骨車の欠点に加え、踏車の方が、仕組みがシンプルであり、農民にとっては単純な構造品の方が使い勝手が良く手頃であったからと一般では考えられている。