最近、自分の酒を飲む仕草(しぐさ)が父に似ているとふと気づきました。あの世へいったら、どの縁のあった男よりも一番早く父に逢い、ゆっくり二人で酒を酌(く)み交わしたいと思います。
引用箇所は2ページ目です。
夫婦や恋愛、友情についての、いわば時間的に横につながる人間関係の話もいいのですが、最近は、上に引用したような親子などの縦のつながりに関わる話が好きですね〜。まぁ、寂聴さんの話に限らないわけですが。
そういえば、寂聴さんとは全く関係無いのですが、「たまゆら〜hitotose〜」の第5.5話も、亡くなった父親が遺した写真フィルムを現像してみたことで、自分の中に父が確かに存在しているということを実感するという話でしたね〜。