2018年11月17日土曜日

興禅寺庭園

看雲庭は、昭和初期を代表する作庭家・重森三玲(1896~1975)の設計指導で造られた。水を使わず、石や砂利などで自然を表現した枯れ山水庭園(石庭)だ。約690平方メートルの長方形の地に、白砂と15の石を配す。砂で雲を、石で高山の峰を表すが、砂紋とは別に、白色のセメントを用いた曲線で雲紋も表現する。庭園の三方を囲む白い塀越しに望む山々が庭園に広がりを与える。

しっかりと造られた庭園を眺めながら、時の経過を気にせずにのんびりと過ごしたいという欲求が昔からあって、そうなるとやはり京都かなァという思いはどうしてもあるのですが、長野県内にこうした庭があるのは有難いところ。ぜひ、訪れてみたいと思っています。

興禅寺の庭園「看雲庭」を作庭した重森三玲氏というと、東福寺の「方丈庭園」が思い出されます。

志度寺の「曲水庭」もこの人の作だそうですが、志度寺には行ったことがあるものの、記憶に残っていません w 惜しいことをしました。再度、訪れる必要がありますね〜。