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2018年12月18日火曜日

スプレー缶爆発事故

物的被害は倒壊した建物を含む20棟と車両26台に上るものの、わが国に木造家屋が多いという事情を踏まえた失火責任法という特別な法律があり、火気による失火で、かつ、重過失でなければ、損害賠償責任を負担しなくても済むからだ。

逆に、ガス爆発を原因として燃えたということであれば、失火責任法が適用されず、たとえ単なる過失であっても、高額の損害賠償責任を免れない。

こうした事件・事故が発生した場合に、加害者側が負う責任についてはもちろんですが、被害者側としてはどういう補償をどこから(誰から)受けることができるのか(できないのか)といった点を報道してほしいものだなぁといつも思います。

ところで、この記事のタイトルは「札幌爆発事件」となっていますが、「事故」ではなくて「事件」という言葉を選んだ理由はどういうところにあるのでしょうね〜。