2020年3月26日木曜日

辻井伸行さんの演奏


ラフマニノフの「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」。


アンコール曲として、リストの「ラ・カンパネラ」。

このところ、辻井伸行さんのピアノ演奏動画をよく観ています。いろいろと疲れているのかも w

辻井さんのピアノ演奏を聴くとどういうところで感動するのか、自分なりに言葉にしてみると・・・。

見えないはずの音が、彼のピアノの導きで光の粒として、しかも、その粒はただただ透明でありながら、でも確かな温もりがある光の粒で、それらが自分の周りに優しく舞い降りてくる様子が見えるように感じられるといったところでしょうか。

盲目の彼が、見えない音を可視化してくれる奇蹟。

音楽を楽しみ、また聴衆とともに楽しもうという彼の気持ちが波のように押し寄せてくる感じがします。