6月2日に注文していた『昭和の笑顔 京都写真館』(写真:伊藤とのひろ、文:井上大輔、淡交社)が届きました。
伊藤とのひろさんというアマチュアカメラマンが撮った写真の一部を、甥の伊藤裕一さんがBlogで紹介し評判となったことが、この写真集が生まれるキッカケとなったのではないかと思います。
昭和38年(1963年)から昭和50年(1975年)にかけて、京都で撮られた写真。共通するのは、一般の人達がとても良い表情をして、周囲の景色とともに写っていること。
世に出るべくして出た写真集と言っても、過言ではないでしょう。逆に注目されずに写真が処分されてしまう可能性もあったことを思うと、恐ろしくもあります。
昭和という時代を諸手を挙げて賛美するつもりはさらさらありませんが、一般の人々が今よりももっと生活そのものを楽しんでいたような気もします。
街中や山野を駆け回っていた子供達は、いったいどこに消えてしまったのでしょうね〜。