2014年8月11日月曜日

さんまのお笑い

うちの師匠(笑福亭松之助)が『さんま、雑談を芸に出来たらすごいぞ』と口癖のようにおっしゃってて、オレはいつかそれをやってやろうと思い続けてたんですね

引用は、2ページ目からです。

自分の勝手な定義付けかもしれませんが、「芸」というのは、弟子にそのパフォーマンスのエッセンスを伝授するためのノウハウを確立させて、ようやく完成するような気がするんですよね〜。

歌舞伎、落語、茶道、華道・・・等々のように、学ぶものに努力とやる気があれば、才能は不確かでもある程度の高みまでは登っていけるノウハウが用意されているというイメージ。

現状では、さんまさんのお笑いって一期一会のパフォーマンスであり、彼の引退や死によって失われてしまう可能性が大きいわけです。自分としては「芸」というよりも、他の誰もが真似できないArtなのではないかなァと思っている次第。

それとも、さんまさんのお笑いに伝承可能なものはあるのでしょうか? 彼が弟子というものをどう考えているのかについては、非常に興味があります。