今回も良い話でした。有馬公生、宮園かをり、澤部椿それぞれが互いを思いやるとともに、自分の気持ちに正直になりつつありましたね〜。でも、そう遠くないところで切ない展開が待ち受けていそうなのが気がかり。渡亮太や斎藤先輩は、存在感が薄れてきましたけれども・・・。
— 玄 (@raven_xx) 2014, 11月 14
ということで、こちら。
澤部椿の有馬公生に対する感情ですが、今回の話では恋愛感情の芽生えといったものよりも、宮園かをりと有馬公生の二人から感じていた疎外感や距離感といったコンプレックスが、積み重ねてきた時間の重みに気づくことで解消に向かったというところに重点が置かれた内容でしょう。
澤部椿にしても有馬公生にしても、幼馴染みゆえに恋愛感情に気付くのが遅れ、発展しないもどかしさや、そのことで意図せず互いに傷つけ合うことに本格的に苦しむのは、これからのような気がします。
帰ったよ。一人で椿ちゃんのとこに行けって。
誰も指摘していませんが、足を痛めた澤部椿のもとに有馬公生を一人で向かわせたのは、宮園かをりなんですよね〜。宮園かをりは、いろいろとわかっているようですが、さて・・・。
宮園かをりの感情の起伏が激しいというのは、それだけ彼女には濃密な時間が流れているというか、切羽詰まっているというか、時間を無駄にできないというか、そういったことが背景にありそうで、だからこそ、逆に穏やかに過ごしている時って、命を削るようにしてその時間を生み出しているようにも感じられて、切なさが・・・。思い過ごしだと良いのですけれどもね〜。