昔、南極ではありませんけれども、やはり大原鉄工所のSM31型という確か11人乗りの雪上車を運転していたことがあります。人員輸送です。
乗用車のようなハンドルではなくて、足元から伸びている2本のレバーを操作して方向を変えるという方式です。レバーを引いた側だけにブレーキがかかる仕組み。右側に曲がりたければ、右側のレバーを引くわけです。両側のレバーを引けば、真っ直ぐ向いた状態で減速や停止。
他の操作はほぼマニュアル車と同じですが、トルクがものすごくあるので、3速や4速での発進も可能。というか、走行抵抗が大きい場合が多くて、ギアチェンジの際は自然と停止状態になってしまう感じ w
乗りごごちは良いものではありませんでしたけれども、後部座席から聞こえるワイワイガヤガヤした話し声、もちろんエンジン音などで明瞭には聞き取れませんが、そうした音に包まれながら雪景色の中を運転するのは楽しかったですね〜。良い思い出です。