「中卒でも父さんみたいに楽しく生きられるから大丈夫だよ」と言ってあげたい気持ちもあったけれど、それは結果論であって、親としては息子の選択肢の幅を広げておいてあげたいし、自分が経験していない事を否定する生き方より、自分が経験していない事を知ろうとする生き方を親の背中としては見せたい。
なんと素敵でカッコイイこと。文章もお上手ですね〜。
知り合いの青年、現在は20歳台後半になっているはずですが、彼の父親が教育に理解が無い人で、本人は高校に行きたかったものの断念してしまったんですよね〜。最低限の読み書きができれば、もうそれで十分だろう?というタイプ。
住んでいる場所が辺鄙なところで、高校に行くには下宿するなり寮に入るなりしなければならなくて、経済的な負担が大きいということもあったようですが。
その話を聞いた時に、2000年代になってもそういうことがあるんだと愕然とした覚えがあります。
話は変わりますが、自分は進学と就職とを全く切り離して考えているので、娘が将来、医師や弁護士、研究者や教師など資格の必要な職を目指して大学に進学するのもOKなら、大学卒業後に放浪の旅に出たり、何かを求めてアルバイトで食いつなぐような生活をするのもこれもまたOKです。
要は、進学することで色々な人に出会い、色々な影響を受けて、固定化しがちな自分の価値観を打破し続けたり、同調圧力に屈しない強さを身につけたりして欲しいなァと思っている次第。