「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」の第5話「嘘つき達の国」を。
追記
恋人を待ち続ける革命の英雄の声はどこかで聞いたことがあると思いながら観ていたのですが、「夏目友人帳」で名取周一を演じている石田彰さんだったんですね〜。
ところで国王側のスパイだった友人と元王女の家政婦は、互いに正体を知っているということなのでしょうか?
国民も王女の顔は忘れないでしょうから、全員が気づいていないふりをしているだけなのでしょう。
英雄、元王女、元スパイ・・・少なくともこの3人の嘘がバレたら、三つ巴の争いにならざるをえないような危うさもありますね〜。
後半の森の描写ですが、霧が絶えずかかっているようなモヤ〜っとした感じになっているのは、あからさまにしないことへの比喩なのと、芥川龍之介の『藪の中』、あるいは黒澤明監督作品の「羅生門」にどこか通じるような雰囲気を出そうとしているからなのかも。