2018年3月17日土曜日

米原駅


大学生の時は東京から四国の実家に帰省する際に各停を乗り継いで帰るというようなことをよくやっていて、いつのことだったか米原駅で途中下車して駅周辺を歩いたことがあります。

目的地があったわけではなく、気の向くまま当てずっぽうで歩いていたのですが、どこかのお寺の前を通りかかった時に庭が解放されているという案内があったので山門をくぐったところ、丁重に案内されたうえに縁側で庭園を眺めつつお茶の接待を受けるという思いがけない体験をしました。他に見学者はおらず自分一人だけ。

その後、新幹線やバイク、クルマで米原付近を通過するたびにあのお寺のことを思い出し、どこにあるお寺だったのだろうかと地図で探してみたりはしているのですが、まったくわからないまま現在に至っています。

ひょっとしたら、あれは夏休みの暑い日のことで、米原散策中に体験した白日夢だったのかも。