2018年6月15日金曜日

『北の空と雲と』読了

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『北の空と雲と』(椎名誠、PHP)を読み終わりました。

タイトルの『北の空と雲と』というのは、本文中に言及はありませんでしたけれども、そして内容的に直接的な関係はありませんが、きっとNHKの大河ドラマ「風と雲と虹と」(←原作は海音寺潮五郎の『風と雲と虹と』と『平将門』)を意識して付けられたものなのでしょうね〜。

椎名誠さんの本を読むたびに書いている気がしますが、食べ物が美味しそうで羨ましい限り。お腹が減るというもの。そして、写真がどれも素晴らしいです。

最後の章で会津の金山町や沼沢湖の話題が出てきて、彼の地には良い思い出しかないという椎名さんの言葉が出てきます。

自分は椎名さんの映画「あひるのうたがきこえてくるよ。」で沼沢湖を知り、バイクで訪れて湖畔でキャンプしたことがあるのですが、久しぶりに行ってみたくなりました。椎名さんが「日本一美味いカツ丼」と評する「こぶし館」にも行ってみたいものです。