2018年7月6日金曜日

死刑執行

松本死刑囚の死刑は東京拘置所で執行された。2006年に死刑が確定しており、12年を経ての執行となった。他に執行されたのは早川紀代秀(68)=福岡拘置所=、井上嘉浩(48)、新実智光(54)=ともに大阪拘置所=、土谷正実(53)=東京拘置所=、中川智正(55)=広島拘置所=、遠藤誠一(58)=東京拘置所=の各死刑囚。

オウム真理教が街頭で盛んに勧誘などの活動をしていた1980年代後半というと、自分は杉並区の阿佐ヶ谷に住んでいた頃。阿佐ヶ谷駅前のロータリーで、白装束に青い象の帽子を被った怪しげな連中が妙な踊りを踊ったりしていた光景をたまに目にすることがありました。

今思うと、あの連中のなかには松本智津夫や夫人、愛人やら今回刑が執行されたメンバーがいたのかも。

松本サリン事件が起きた1994年6月27日。当時、白骨温泉の温泉旅館で働いていました。同僚には松本市中心市街地に縁のある人も当然何名もいるわけで、従業員の食事の時にはみんなでニュースを真剣に見ていた覚えがあります。

そして、1995年5月16日の麻原彰晃こと松本智津夫の逮捕。この時は笹塚に住んでいて、松本智津夫が山梨県から都内に護送される様子をテレビで見ていたのですが、一団が笹塚を通過する際、何機もの報道ヘリコプターがたてる轟音は強く印象に残っています。

ひとつの時代が区切りを迎えつつあるような、きょうの刑の執行はそんな気がしますねぇ。