十年後に、十年前の自分を振り返ることのできる、ただその権利のためだけに書きなさい。だれにほめられることもなく、だれにけなされることもない、あなたの思う少数の者のためだけに、手紙を送りつづけるのです。たとえ読者がおのれ自身だけであってもいい。ただ、ひたすらに手紙を書くのです。
その先に何が待っているのかなどを考えず、ただ書き続ける。そうかもしれませんね〜。
全てのブロガーの背中をそっと押してくれるような素敵な文章です。
ところで、最後の一文が気になります。
いま、孔雀が死にました。どうかあなたにやさしい裁きがありますように。よい人生がありますように。
孔雀は「不死」や「復活」などを表すモチーフとして用いられることが多かったそうですが、この場合の孔雀は死ぬことでプラスの意味があるようですから、他者との比較で生じる「虚栄」や「傲慢」といった心を表しているのかも。
不滅なる「義の太陽」たるイエス・キリストの象徴ともされる一方、華美さ故七つの大罪のひとつ「傲慢」を象徴する生物ともされた。
裕福な人々は珍しい鳥、たとえば白鳥や雉子類を食べて他の人たちとの差別化を図った。王侯貴族のテーブルには単なる食料としてばかりでなく、人目を引く目的で孔雀が置かれることがある。(略)視点をかえれば、孔雀は「虚栄」のシンボルともなり得るのである。
追記
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