2019年1月19日土曜日

銀座駅に露出した空襲の痕跡

1945(昭和20)年1月27日。56機のB29爆撃機が白昼の東京都心を襲いました。
銀座四丁目交差点の西南側、鳩居堂ビルの前にある現在のA2出口の真横に爆弾が落下し、道路に大きなクレーターを作りました。
爆弾はトンネル上部に到達して爆発。鉄骨鉄筋コンクリートのトンネル上部に3メートルほどの大穴が空き、鉄骨の桁が折損、爆発で破壊された水道管から大量の水が流入し、線路が水没

銀座駅に行くことができる人は、この機会を逃さずに見ておいたほうがいいかもしれませんね〜。

それはそうとして、1945年7月26日にポツダム宣言、日本が受諾したのが同年8月14日ですが、その半年も前に銀座周辺に56機ものB29が飛来し、爆撃をしていたんですねぇ。

というか、東京への空襲はさらに遡って1944年11月24日より始まって100回以上行われたわけですが、そのことを思うと、東京の制空権を掌握され裸同然の状態のまま、永らく戦争を続けていたことに驚かされます。