2019年6月10日月曜日

手すき和紙の危機

栽培が大変なのは機械化が難しいからだ。商品となる根の部分を太くするために新芽を摘み取る「芽かき」は、夏の炎天下に手作業で行う。農薬に弱く除草剤が使えないため、草取りも手作業だ。重労働が嫌われ、繁忙期のパート従業員を集めるのにも苦労しているという。
買い取り価格が倍になったとしても、子どもの世代に続けてくれとは言えない

高齢化、重労働、仕事に見合わない低い収入・・・むしろ、現在まで続けてくれたことを感謝すべきなのかも。

一方で、問題を放置してきた農協や関連省庁の責任は問われるべきでしょうね〜。

いずれ国宝や重文クラスの文化財の補修もできない時代になっていったりして。