あと、この容疑者の場合は前科があるわけですが、刑務所にしろ他の更生施設にしろ、更生がしっかりできていないということなのではないでしょうか?
日本においては自由刑を執行する場所としての機能を有すると同時に、受刑者の改善更生のための働きかけを行っていく機関である。刑務所に収容されると、刑務作業以外にも改善指導、教科指導といった矯正処遇が行われ、受刑者の社会復帰を助ける。
例えば、ヤクザの幹部が出所したら組員が迎えにきていて、そのまま組事務所に、なんていうのは全く更生していない証なのですから、その時点で矯正追加措置が取られて再度収容ということになっても良さそうなものですけれど w
刑の執行と更生の状況とはそれぞれ別に判断してもいいのでは、という気がします。まぁ、更生レベルの判定というのは、難しいものがあるでしょうけれど。客観的な指標がないと、長期にわたる拘束の原因になりかねないですしねぇ。
矯正処遇をもっと実質的なものにしていくのが、こうした悲劇を繰り返さないための第一歩なのかなァと思ったりしています。